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マイクロ波乾燥システム

工業用マイクロ波加熱システム
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マイクロ波による乾燥システムです。乾燥対象物をマイクロ波乾燥装置内に入れてマイクロ波を照射し、内部より乾燥を促します。
装置内でドライエアを循環させたり、温風との組み合わせで乾燥を促進させ、乾燥時間の短縮が図れます。
乾燥装置だけでなく前後工程を含めたシステムでの提案もしております。

マイクロ波乾燥システムの特長  

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      マイクロ波乾燥システム B-4-G1.5 & G2.5モデル
         

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       マイクロ波乾燥システム B-6-G1.5 & G2.5              

・【高速乾燥】マイクロ波と冷風を組み合わせて用いることで従来の自然乾燥に比べて圧倒的な時間短縮が可能です。
・【生産性の向上】乾燥時間の短縮により生産性が大幅に上がります。
・【省スペース】乾燥時間が短縮されることで部屋を埋め尽くすツリーを排除し、乾燥を小さな空間で完了させることができます。
・【低温処理】マイクロ波での乾燥では無駄な高温雰囲気になりません。ツリーの表面温度は25℃程に保ったまま乾燥が可能です。
・【高品質】均一乾燥により温度ムラがほとんど無く、鋳型ワレの心配もありません。
・【数値管理が可能】乾燥度合いを重量変化により把握でき、数値での管理が可能です。
・【高い汎用性】スラリーの種類を問わず使用できます。
・【自由なシステム設計が可能】乾燥炉だけでなく乾燥工程全体のハンドリングを含めたシステム設計にも対応いたします。
 もちろんツリーの形状も不問です。
・【簡単操作】タッチパネルで操作が簡単です。誰でも容易に扱うことができます。

マイクロ波鋳型乾燥システムのレイアウト例   

日本ハイコムのマイクロ波乾燥システムは、個々のお客様のニーズに合わせて工程レイアウトを計画しております。
全自動工程、マニュアル工程いずれにも対応しており、ご参考として、レイアウトの一例を下記にご紹介しています。

レイアウト例 全自動工程の場合

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システムの流れ

> 鋳型ツリーをロボットでコンベヤーから取り出す
> 鋳型ツリーを、スラリーにディップし、サンディングする。
> マイクロ波乾燥装置の中に、鋳型ツリーを入れて乾燥させる。
> マイクロ波乾燥装置から、鋳型ツリーを取り出す。

マイクロ波乾燥システム導入による効果

乾燥時間の短縮で生産効率UP、短納期対応が可能に!

image従来の自然乾燥では8層タイプのツリーを乾燥させるのに4~5日かかっていたが、マイクロ波乾燥システムではたったの4時間程度で乾燥が可能となる。
・乾燥時間の短縮、工程の自動化により生産性大幅UP。
・乾燥時間の短縮により短納期注文にも対応が可能に。
・時間短縮により大幅な工数削減ができ、ランニングコストも安価に。

鋳型品質の向上も達成できる!

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当システムではツリーの表面温度を25℃程度に保つことができ、さらに均一に昇温させることができるので、短時間での乾燥にも関わらず温度ムラを最小限に抑えることが可能。
・ワックスは融点が低い上、温度により寸法精度へ影響が出やすい。そのためツリー温度、炉内雰囲気を25℃程度で乾燥することで高品質を実現可能。
・ツリーの部位による温度ムラがほとんど無いため鋳型ワレなどが発生せず、歩留りUPと品質UPを同時に達成可能。
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